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J-GLOBAL ID：201002251861538830   整理番号：10A0780719

室内音場解析における時間領域有限要素法の基本的精度

Fundamental accuracy of time domain finite element method for sound-field analysis of rooms

著者 (4件)： OKUZONO Takeshi (Graduate School of Engineering, Oita Univ., 700 Dannoharu, Oita 870-1192, JPN) ,  OTSURU Toru (Dep. of Architecture and Mechatronics, Architecture Course, Fac. of Engineering, Oita Univ., 700 Dannoharu, Oita ...) ,  TOMIKU Reiji (Dep. of Architecture and Mechatronics, Architecture Course, Fac. of Engineering, Oita Univ., 700 Dannoharu, Oita ...) ,  OKAMOTO Noriko (Venture Business Lab., Oita Univ., 700 Dannoharu, Oita 870-1192, JPN)
資料名： Applied Acoustics  (Applied Acoustics)
巻： 71  号： 10  ページ： 940-946  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： D0559A  ISSN： 0003-682X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 建築物空間の音場解析における時間領域有限要素法(TDFEM)の精度と適用可能性について検討した。TDFEMには1)スプライン関数を用いた6面体27ノードの等パラメトリック音響要素,2)集中音響散逸行列,および3)絶対対角スケールCOCG反復ソルバを用いたNewmark時間積分法など幾つかの技法が用いられている。このTDFEMを用いて容積166m³の不規則形状残響室の音場を計算した。125~500Hzにおける計算結果と測定結果を比較した結果,帯域制限インパルス応答計算の微細構造は測定値と0.1sまで一致し,その時の相互相関係数は0.93より大きかった。しかしこの係数は時間経過とともに徐々に低下し,高周波数では急速であった。さらに計算で得られた減衰曲線と残響時間は各測定値と一致し,500Hzまでは周波数上昇ともにその一致性は向上した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *音場 ,  有限要素法 ,  相関係数 ,  *建築音響 ,  インパルス応答 ,  音圧レベル ,  残響時間 ,  *室内音響 ,  数値
準シソーラス用語： *時間領域有限要素法

分類 (1件)： 建築音響  (BB03080J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 室内音場 ,  解析 ,  時間領域有限要素法