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J-GLOBAL ID:201002252024167072   整理番号:10A0212957

狭い環状ダクトにおけるR-134a蒸発熱伝達の実験研究

Experimental study of R-134a evaporation heat transfer in a narrow annular duct
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号: 9-10  ページ: 2218-2228  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水平の狭い環状ダクトを流れる冷媒R-134aについて,蒸発熱伝達及びこれに伴う蒸発流れパターンを調べるために,ここでは実験を行っている。ダクトの隙間は1.0mm及び2.0mmに固定している。実験では,測定した蒸発熱伝達率hrにたいするダクト隙間,冷媒蒸気乾き度,物質流束及び飽和温度及び,負荷した熱流束の影響を詳細に調べている。ダクト隙間2.0mmについて,冷媒物質流束Gを300~500kg/m2sに,負荷熱流束qを5~15kW/m2,蒸気乾き度をxm0.05~0.95及び冷媒飽和温度Tsatを5~15°Cに変えている。一方,1.0mmの隙間については,Gを500~700kg/m2sに変え,他のパラメータはδ=2.0mmにたいするのと同じ範囲に変えた。実験結果は,蒸発熱伝達率は冷媒の乾き度にほぼ線形に増加し,その増加はより高いGにおいてより大きいことをはっきりと示している。加えて,蒸発熱伝達率はqを増加によっても大きく増加する。さらに,Tsatの増加にたいしても,蒸発熱伝達率の大きな増加となるが,狭い方のダクトで,低い負荷熱流束及び高い物質流束においてその効果は目立たなくなる。また,低い蒸気乾き度の場合をのぞいて,冷媒物質流束とともに蒸発熱伝達率は大きく増加する。ダクト隙間を減少すると,hrにおける大きな増加となることが分かっている。熱伝達データに加えて,ダクト側面から撮ったR-134a蒸発流の写真は,実験パラメータによるダクト内の支配的な二相流パターンの変化を示している。最後に,狭い環状ダクトにおけるR-134a蒸発についての本測定熱伝達率にたいする実験的相関を提案している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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相変化を伴う熱伝達 
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