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J-GLOBAL ID:201002252026133191   整理番号:10A0855759

Helicobacter pylori VacA毒素のp33及びp55の両サブユニットは哺乳類ミトコンドリアを標的とする

Both the p33 and p55 Subunits of the Helicobacter pylori VacA Toxin Are Targeted to Mammalian Mitochondria
著者 (6件):
資料名:
巻: 401  号:ページ: 792-798  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Helicobacter pylori感染は消化管潰瘍及び胃癌を引起す。H.pyloriにより分泌した主要毒素は二連空胞化細胞毒A VacAである。毒素は二つのサブユニット,すなわちp55サブユニット(55kDa)及びp33サブユニット(33kDa)として宿主細胞に移入すると信じられている。生化学的レベルで,VacAは,生物膜においてp33サブユニット及びp55サブユニットの両方から成る大きな多量体細孔の集合を介して形成することが示されている。VacAの主要標的オルガネラの一つは,ミトコンドリアである。p33サブユニットのみがミトコンドリアに移行し,p55サブユニットは移入しないと報告されているので,VacAがミトコンドリア膜において細孔に集合するかどうかに関しては議論の余地がある。本研究において,p55蛋白質がp33蛋白質サブユニットと共にミトコンドリアに移入することを示した。p33サブユニットは完全にミトコンドリア内膜と会合し,p55サブユニットはミトコンドリア膜間腔に曝された。それらの共局在から,両サブユニットが再集合し,ミトコンドリア内膜において細孔を形成することを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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微生物起原の毒性  ,  細胞構成体一般  ,  微生物感染の生理と病原性 

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