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J-GLOBAL ID：201002252045770500   整理番号：10A0134796

社会ネットワーク分析による研究開発体制に関する分析:DNAチップ事業におけるキヤノンと日立ソフトの比較

著者 (2件)： 太田啓文 (東大 大学院工学系研究科) ,  元橋一之 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 技術と経済  (Technology and Economy)
号： 516  ページ： 48-56  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： S0496A  ISSN： 0285-9912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 企業の研究開発マネジメントに関する研究は多くなされているが,研究者個々のレベルまで掘り下げた検討はなされていない。そこで,DNAチップの研究開発を取り上げ,研究開発に対照的な特徴のあるキャノンと日立ソフトウエアの2社の事例を比較し,研究開発体制の違いを個々の技術者の特性やその属性に基づく技術者同士のつながりに着目し,社会ネットワーク分析により可視化した。具体的には,研究者レベルのネットワーク構造の違いや変化に着目し,インタビュー等により得た研究開発体制に対する主観的考察を,両社の特許データの発明者情報を用いた社会ネットワーク分析により客観的な形で確認した。

シソーラス用語： *研究開発 ,  DNAマイクロアレイ ,  日本 ,  事例研究 ,  企業経営 ,  経営戦略 ,  *ネットワーク構造 ,  研究者 ,  可視化 ,  *科学技術情報 ,  発明者
準シソーラス用語： DNAチップ ,  *特許情報

分類 (1件)： 研究開発  (KA01040J)

引用文献 (38件)：

• Albert, R and Barabasi, A. L (2002) “Statistical mechanics of complex networks,” Review of Modern Physics, Vol.74, pp. 47-97.
• 馬場靖憲・湯川抗 (2005)「クラスターのシステム論アプローチーネットワーク分析の適用可能性一」『研究技術計画』Vol.20, No.3, pp205-210.
• Barabasi, A. L, Jeong, H, Neda, Z, Ravasz, E, Schubert, A and Viesek, T (2002) “Evolution of the social network of scientific collaborations,” PHYSICA A, Vol.311, pp. 590-614.
• Bekkers, R, Duysters, G and Verspagen, B (2002) “Intellectual property rights, strategic technology agreements and market structure: The case of GSM,” Research Policy, Vol.33, No.3, pp. 531-549.
• Burt, R. S (2005) Brokerage and Closure, Oxford University Press.

タイトルに関連する用語 (7件)： 社会 ,  ネットワーク分析 ,  研究 ,  開発 ,  分析 ,  DNAチップ ,  事業