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J-GLOBAL ID：201002252058039979   整理番号：10A0381610

多時期ASTER画像による宮城県大崎地域での農地の作付け分類

著者 (3件)： 大澤一雅 (東北大 大学院農学研究科) ,  國井大輔 (東北大 大学院農学研究科) ,  斎藤元也 (東北大 大学院農学研究科)
資料名： システム農学  (Journal of the Japanese Agricultural Systems Society)
巻： 26  号： 2  ページ： 67-77  発行年： 2010年04月10日 
JST資料番号： L1606A  ISSN： 0913-7548  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農地作付けマップを迅速かつ作成する方法として,衛星データを利用した作成方法の開発を目的とした。対象地域として,水田地帯である宮城県大崎地域を選択した。調査は衛星画像データを用いて,水稲・ダイズ・遊休農地等における正規化植生指数(NDVI)の季節変化を分析した。耕作地ではNDVIが特有の時系列パターンを示し,遊休農地では管理法や遊休後の経過年数などによってNVDIが様々な値を示すことを明らかにした。衛星画像からの分類の結果を市町村別に作物ごとに集計し,農林業センサスの統計データと比較した。水稲およびダイズの作付面積とは非常に高い相関を示したが,麦類や草地,遊休農地では相関が低かった。作成マップの結果から,対象地域の平野部の農地では,遊休農地がほとんど分布していなかった。

シソーラス用語： *衛星利用画像 ,  *光センサ ,  画像 ,  宮城県 ,  *農地 ,  作付体系 ,  農作物 ,  水稲 ,  ダイズ ,  正規化植生指数 ,  季節的変動 ,  地域差 ,  *土地利用 ,  休閑地
準シソーラス用語： *ASTER ,  遊休農地

分類 (1件)： 農業土木  (FB02000W)

引用文献 (8件)：

• 秋山侃ら編, 2007, 農業リモートセンシングハンドブック, システム農学会, 東京.
• 福本昌人・島武男・小川茂男, 2003, IKONOS衛星画像を用いた水田利用タイプの判別精度, システム農学, Vol. 19, pp. 80-85.
• 加藤淳子・上原由子・谷本俊明, 2003, 人工衛星画像を用いた荒廃水田の判別. 日本リモートセンシング学会誌, Vol. 23, pp. 550-554.
• 加藤正人編, 2004, 森林リモートセンシング-基礎から応用まで-, 日本林業調査会, 東京.
• 国土地理院, 数値地図-空間データ基盤-, http://sdf.gsi.go.jp/.

タイトルに関連する用語 (8件)： 多時期 ,  ASTER ,  宮城 ,  大崎 ,  地域 ,  農地 ,  作付け ,  分類