抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
国内外統計から2009年の板紙・パルプに関する動向を解説した。1)市場動向;2008年の金融ショック以来の不況に対する回復動向を米国,欧州,韓国,中国,日本などについて述べた。2)原料;中国,日本における古紙輸入の急増,紙パルプの設備能力は先進国地域で削減が進む一方で中国を中心としたアジア地域で増設が進められている。3)需給および価格;北米における段ボール原紙製造設備の削減,欧州におけるグラフィック用紙・段ボール原紙の減少など。中国においては紙・板紙の生産量が米国を抜いて世界一となり,ここでは新しい抄紙機が多数導入されて生産能力が拡大している。