抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2009年10月,パナソニック電工では建物のエネルギー使用量を計測し,ネットワークを利用して集中管理を行うエネルギーの見える化サービス「エネパス」のサービスを開始した。各拠点のビルや店舗において,電力,ガス,水道などのエネルギー使用量や,温度,湿度などの環境データを計測し,計測されたデータは収集コントローラ,通信機器,通信ネットワークを経て,パナソニック電工のデータセンターに蓄積される。利用者は,普段利用するパソコンからインターネット経由でデータセンターにアクセスし,本サービスを利用する。「エネパス」は以下の4つの特長を有する;・多拠点のエネルギー管理が可能・サーバの初期投資や管理の手間が不要・省エネ診断・制御システムの計測データも収集可能。「エネパス」を使えば,省エネ活動を円滑に進めるためのサイクルを上手に回すことができ,そこで執務する従業員の環境・省エネに対する意識改革にも貢献することができる。また,ネットワークを活用して,インターネットに接続されたパソコンを用いて,WEBプラウザで各種の実績グラフが閲覧でき,各表示画面において,グラフ表示中のデータをCSV出力することができる。「エネパス」は顧客に提供する省エネサービスの一部である。総合的に支援するサービスを提供するために,2010年1月,省エネ情報発信ポータルサイト「エコサス」が開設された。