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J-GLOBAL ID：201002252266355094   整理番号：10A0056639

実験室におけるティーチングアシスタントの役割に関するビデオ撮影を用いた調査

著者 (4件)： 鴈野重之 (セランゴール産大) ,  鴈野重之 (芝浦工大 システム工) ,  尾沼玄也 (セランゴール産大) ,  尾沼玄也 (拓殖大 日本語教研)
資料名： 日本教育工学会論文誌  (Japan Journal of Educational Technology)
巻： 33  号： Suppl.  ページ： 81-84  発行年： 2009年12月20日 
JST資料番号： L4329A  ISSN： 1349-8290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ティーチングアシスタント(TA)制度は授業の質を向上させるツールとして多くの大学で導入が進んでいる。しかし,その効果的運用についての研究は少ない。そこで,大学における物理の実験についてビデオカメラによる記録とその分析を行い,学生が実験室でどのように振舞い,どのようにTAを利用しているのかを調べた。学生は非常に基礎的な事項であってもTAの助力を必要とし,高い頻度で質問をしていることがわかった。また,実験の進度は班内の理解の早い学生の進度に引きずられる傾向も見られた。学生はTAの質的な面を重要視している。TAへの教育を徹底し質を高めることで,TAを媒介とした理解の浸透が期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *科学教育 ,  学校教育 ,  大学 ,  カリキュラム ,  実験室 ,  教育者 ,  教育効果 ,  *動画像 ,  画像分析 ,  撮像
準シソーラス用語： *学生実験 ,  *ティーチングアシスタント ,  協調学習 ,  *動画像分析

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (8件)：

• 新井加受子. 学生が実験を自主的に勧めるためのマルチメディア教材の開発と評価. 日本教育工学会論文誌. 2004, 28, 245-252
• 稲垣忠彦. 授業研究入門. 1996
• J. V. ネウストプニー. 言語研究の方法. 2002
• 北野秋男. 日本のティーチングアシスタント制度. 2006
• 前川覚. 物理学学生実験の改革と履修学生の意識調査. 大学の物理教育. 2000, 2000, 2, 37-42

タイトルに関連する用語 (5件)： 実験室 ,  ティーチングアシスタント ,  役割 ,  ビデオ撮影 ,  調査