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J-GLOBAL ID:201002252267436357   整理番号:10A0516499

Pichia pastorisにおける組換えヒト膵臓十二指腸ホメオボックス-1蛋白質の発現。精製,および特性化

Expression, purification, and characterization of recombinant human pancreatic duodenal homeobox-1 protein in Pichia pastoris
著者 (7件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 157-161  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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膵臓十二指腸ホメオボックス-1(PDX1)は胎生期の膵臓の発生に必須であり,膵臓β細胞分化,成熟,再生,および正常な膵臓β細胞インシュリン生成機能の維持に重要な役割を演ずる。精製組換えPDX1(rPDX1)は,多くの研究と臨床的応用のための有用な道具であろう。しかしながら,大腸菌発現系の使用は,良質のPDX1蛋白質を生産するために,いくつかの障害を持っている。rPDX1蛋白質を生成するための酵母発現系を探究するために,完全長のヒトPDX1遺伝子をコードするcDNAを分泌発現生物Pichia pastorisにクローンした。メタノール誘導発現酵母クローン由来の培養液のSDS-PAGEとウエスタンブロット解析は,rPDX1が培養液に分泌され,50kDaのSDS-PAGEによる分子量を持ち,グリコシル化されていることを明らかにした。成熟非修飾PDX1ポリペプチドの予想サイズは31kDaである。このことは,真核生物翻訳後修飾が分子量の増加をもたらしたことを示唆している。組換蛋白質は,硫酸アンモニウム沈殿とヘパリン-アガロースクロマトグラフィーとの組み合わせを用いて95%以上に精製された。最終的に,1Lの培養上清から120μgの蛋白質が高純度で得られた。rPDX1の生物活性は細胞膜透過能とインシュリン-ルシフェラーゼリポーター遺伝子の活性化によって確認された。これらの結果は,P.pastoris発現系が,研究と臨床応用の両者のための,完全に機能的なヒトrPDX1を生産するために使用できることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子操作 

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