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J-GLOBAL ID:201002252359011255   整理番号:10A0440776

質問伝播に基づく投機的部分冗長除去

Speculative Partial Redundancy Elimination Based on Question Propagation
著者 (1件):
資料名:
巻: 2009  号:ページ: PUROGURAMINGU.VOL.2,NO.5,15-27  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: L7379A  ISSN: 1882-7772  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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コンパイラが行うコード最適化の1つである部分冗長除去は,冗長な式を除去するとともに,ループ不変式をループの外に移動する強力な手法である。部分冗長除去に基づいて行うプログラム変形は,いずれの実行経路上にも式を増加させないことを保証しており,その意味で,安全な最適化であるといわれる。一方,ループ内に存在する計算のように,頻繁に実行されることが予想される式は,たとえ実行経路上の式の数を増加させても,ループの外に移動させる投機的な移動を行う方が,プログラムの効率的な実行に貢献する場合がある。本研究では,ループ内の式についてだけ,投機的な移動によって,ループの外に移動させる部分冗長除去法を提案する。従来,部分冗長除去において,一部の実行経路上で冗長な部分冗長な式とループ不変式とを見分けることは困難であった。本手法では,質問伝播という要求駆動型の解析法を用いることによって,任意の制御フローグラフに対して,ループ不変式だけを投機的にループ外に移動させることができる。本手法の効果を示すために,本手法をCコンパイラに実装し,評価を行った。その結果,従来法と比べ,実行効率が17%以上向上する場合があることを確認した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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言語プロセッサ  ,  計算機システム開発 
引用文献 (24件):
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