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J-GLOBAL ID:201002252411090622   整理番号:10A1380423

女性骨粗鬆症患者における動脈肥厚および硬化に与えるリセドロネートの良好な効果と骨量に与えるその影響の逆の関係:縦断的研究

Beneficial effect of risedronate on arterial thickening and stiffening with a reciprocal relationship to its effect on bone mass in female osteoporosis patients: A longitudinal study
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号: 23-26  ページ: 686-691  発行年: 2010年12月18日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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閉経後女性骨粗鬆症患者における動脈肥厚および硬化に与える,リセドロネートの影響を検討する縦断的研究を行った。リセドロネート(2.5mg/日)(n=33)治療した患者およびリセドロネート治療を受けていない患者(n=30,対照群)を,1年間にわたりモニターした。骨代謝マーカー,大腿骨頸(FN)の骨ミネラル密度(BMD),上腕動脈-左右足首動脈間脈波伝播速度(baPWV)および頸動脈の内膜-中膜の厚さ(CA-IMT)を測定した。ベースラインで,リセドロネート治療患者と対照の間に血圧,血清脂質プロファイル,FN BMD,baPWVおよびCA-IMTの有意差はなかった。FN BMDのベースライン量は,CA-IMTおよびbaPWVのそれらと有意に,負に関係した。試験中に,FN BMDは,リセドロネート群では有意に増加したが(p=0.0097),対照群では有意に低下した(p=0.0013)。BaPWVとCA-IMTは,リセドロネート群では有意に変化しなかったが,両者は対照群では有意に低下した。試験期間にわたるFN BMDのパーセント変化は,全ての対象(リセドロネート治療患者と対照)でbaPWV(r=-0.294,p=0.0262)およびCA-IMT(r=-0.305,p=0.0234)のそれらと有意な,負の相関を示した。BMDの増加に加え,リセドロネートは,1年にわたり閉経後骨粗鬆症患者において動脈肥厚および硬化の進行を有意に抑制した。これら変化は,骨に対するリセドロネートの影響による間接的なものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  その他の代謝作用薬の臨床への応用  ,  循環系の診断 
物質索引 (1件):
物質索引
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