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J-GLOBAL ID：201002252420420333   整理番号：10A0287991

新生ブタでは食餌りん酸制限により幹細胞増殖とそれに続く成長性が減少する

Dietary Phosphate Restriction Decreases Stem Cell Proliferation and Subsequent Growth Potential in Neonatal Pigs

著者 (6件)： ALEXANDER Lindsey S. (North Carolina State Univ., NC) ,  MAHAJAN Avanika (North Carolina State Univ., NC) ,  ODLE Jack (North Carolina State Univ., NC) ,  FLANN Kyle L. (Univ. Arizona, AZ) ,  RHOADS Robert P. (Univ. Arizona, AZ) ,  STAHL Chad H. (North Carolina State Univ., NC)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 3  ページ： 477-482  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食餌りん酸制限により筋肉と骨格の両組織の成長が抑制される。両組織の成長にはそれぞれ衛星細胞と間充織幹細胞(MSC)が必須であることは知られているが,りん酸が早期細胞プログラミングに及ぼす影響に関する研究はほとんどない。1日齢の新生ブタ12頭(1.8±0.3kg)にりん酸十分食(PA)またはりん酸25%減食(PD)を15日間投与した。5日ごとの体重増加量はPA群の方がPD群より有意に多く,食物変換効率も全期間PA群が有意に大きかった。15日後にBrdU25mg/kg体重を腹腔内投与し,4時間後に骨髄,筋肉を取り出したところ,BrdUポジティブ幹細胞はPA群,PD群で衛星細胞4.84 v. 2.24%,MSC2.32 v. 0.70%といずれもPA群が有意に高かった。骨髄のオステオカルシンmRNA発現もPA群がPD群の2倍高く,りん酸が組織特異的幹細胞の増殖に影響を及ぼすことがわかった。

シソーラス用語： *リン酸 ,  栄養制限食 ,  ブタ ,  新生児 ,  *幹細胞 ,  細胞増殖 ,  *成長 ,  体重増加 ,  筋芽細胞 ,  骨髄 ,  組織特異性 ,  *筋肉 ,  *骨 ,  栄養学 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： 衛星細胞 ,  低リン酸食 ,  乳児栄養

分類 (3件)： 動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  成長  (EJ16030H) ,  筋肉・運動系一般  (EJ10010V)

タイトルに関連する用語 (7件)： ブタ ,  食餌 ,  りん酸 ,  制限 ,  幹細胞 ,  増殖 ,  成長