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J-GLOBAL ID:201002252454494077   整理番号:10A0855860

1949年から2008年までの中国,北京市における都市域住宅建築システムのインプット,ストック及びアウトプットフロー

Input, stocks and output flows of urban residential building system in Beijing city, China from 1949 to 2008
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巻: 54  号: 12  ページ: 1177-1188  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,急速に発展しつつある北京市を事例として取り上げ,北京市都市域の典型的な住宅建築物の調査に基づいた地市域の住宅建築システムマテリアルフローを調べた。定量的分析を行って,1949年から2008年までの建築材料の入力,変換・蓄積,および出力を記述し,石積みコンクリート及び鉄筋コンクリートといった異なる建築構造の建築物における建築材料利用の相違を同定した。1949年から2008年までの間,北京においては6種の主な建築材料,すなわちセメント,砂,砂利,鉄鋼,レンガ及び木材が都市域住宅建築システムに使用された。このシステムに投入された材料の全量は5.1×108トンであり,このうち,蓄積された量は4.7×108トン,蓄積比率は92.5%,及び建築廃棄物の全量は3.9×108トンに達した。2種類の建築構造のうち,鉄筋コンクリート構造の建築材料の全使用量は石積みコンクリート構造の建築材料よりも多かった。北京においては鉄筋コンクリート構造の建築物は急速な増加を遂げたことが分かった。急速な都市開発の結果,都市域の古い建物の大規模な改築及び解体も建築廃棄物の急速な増加をもたらした。また,改築・解体過程において発生した建築廃棄物は新建造物の建設過程で発生する建築廃棄物の量を超え始めた。2004年から2008年にかけて発生した建築廃棄物の量は1949年から2008年までに発生した全量の52.2%を占めた。この研究から,北京の住宅建築システムの過去60年間の急速な開発は都市域の持続可能な建築開発の大きな生態学的な圧力となったことが分かった。都市建築の伝統的なモデルを変え,持続的あるいは生態学的に調和的な建築技術を開発することが重要であり,北京における持続的な都市域建物建築と管理を実現するために住宅建築廃棄物のリサイクルと再利用の容量を拡大することが必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (8件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理  ,  建設管理  ,  構造設計一般  ,  建設材料一般  ,  都市問題,都市防災  ,  環境問題  ,  廃棄物処理一般  ,  資源回収利用 

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