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J-GLOBAL ID：201002252460149810   整理番号：10A0954895

ジャガイモタイプIおよびタイプIIプロテアーゼインヒビターの共発現は綿の木へ畑地の昆虫による害に対する抵抗性を付与する

Coexpression of potato type I and II proteinase inhibitors gives cotton plants protection against insect damage in the field

著者 (12件)： DUNSE K. M. (La Trobe Univ., Melbourne, AUS) ,  DUNSE K. M. (Hexima Ltd., Melbourne, AUS) ,  STEVENS J. A. (La Trobe Univ., Melbourne, AUS) ,  STEVENS J. A. (Hexima Ltd., Melbourne, AUS) ,  LAY F. T. (La Trobe Univ., Melbourne, AUS) ,  LAY F. T. (Hexima Ltd., Melbourne, AUS) ,  GASPAR Y. M. (Hexima Ltd., Melbourne, AUS) ,  GASPAR Y. M. (Univ. Melbourne, Melbourne, AUS) ,  HEATH R. L. (Hexima Ltd., Melbourne, AUS) ,  HEATH R. L. (Univ. Melbourne, Melbourne, AUS) ,  ANDERSON M. A. (La Trobe Univ., Melbourne, AUS) ,  ANDERSON M. A. (Hexima Ltd., Melbourne, AUS)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 34  ページ： 15011-15015  発行年： 2010年08月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 綿花の害虫である鱗翅目は多くの殺虫剤に対して耐性を獲得しており,第一世代の遺伝子組み換え体にさえ耐性昆虫が出現している。ジャガイモタイプIおよびタイプIIセリンプロテアーゼインヒビターはナス科の微生物や昆虫への防御に関連する。タバコのタイプIIインヒビター(NaPI)は消化酵素が標的であり,これを食べたクロタバコガの発生を抑制するが,生き残った幼虫にはNaPI耐性のキモトリプシン活性が大量に残存していた。我々は,ジャガイモタイプIインヒビター(StPin1a)はこのNaPI耐性キモトリプシンの強い阻害物質であることを発見した。NaPIとStPin1aを同時に投与したオオタバコガの幼虫の成長は抑制され,実際に両インヒビター遺伝子を導入した組み換え綿は畑地での実験において収量が増加した。

シソーラス用語： *プロテイナーゼ阻害剤 ,  ジャガイモ ,  *虫害 ,  遺伝子発現 ,  鱗翅類 ,  ワタ ,  キモトリプシン ,  トリプシン ,  オオタバコガ ,  遺伝子導入 ,  薬物耐性 ,  殺虫剤
準シソーラス用語： *プロテアーゼインヒビター ,  *昆虫害 ,  共発現 ,  薬剤耐性 ,  組換え植物

分類 (3件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (9件)： ジャガイモ ,  タイプ ,  プロテアーゼインヒビター ,  共発現 ,  綿 ,  木 ,  畑地 ,  昆虫 ,  抵抗性