抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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種々の可塑剤を有するポリ(酢酸ビニル)(PVAc)/ポリ(メタクリル酸メチル)(PMMA)-LiClO
4を含む可塑化高分子電解質膜を溶媒キャスト技法によって調製した。調製した電解質の複合体形成をX線回折分析およびFourier変換赤外分析によって確認した。電解質のイオン伝導率を交流インピーダンス測定によって303~343Kの温度範囲で測定した。温度依存性イオン伝導率プロットはVogel-Tamman-Fulcher式に従うようであった。高分子電解質中のイオン輸送を自由体積理論にもとづいて考察した。高分子電解質の熱安定性および表面形態を熱重量分析/示差熱分析および走査型電子顕微鏡を用いてそれぞれ調べた。他の可塑剤の中でより高い誘電率(40°Cで89.6)のために炭酸エチレン系複合体の場合に最も高いイオン伝導率5.064×10
-4Scm
-1が観測された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.