抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クロアチアのCetina川集水域のダム,支流を含む多数の地点で,2005年から08年にかけて窒素及びリンの濃度を測定した。水質は基本的には,硬度は低いが典型的なカルスト地質系である。この測定により,汚濁のほとんどない区域と汚濁の激しい区域が明らかになった。特に,TriljからPranceviciダムまでの区間は,幾つかの都市の給水源であるにもかかわらず,農業,工業,道路,居住地の廃水の流入で汚濁が激しく,問題である。Triljでの3年間の平均値は,全Nが1.128mg/L,全Pが0.086mg/L,全大腸菌が1,527/100mLで,測定点の中で最大である。汚濁の時間的変動には規則性はないようである。全体的には,05年から08年へと汚濁が増している。