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J-GLOBAL ID：201002252582492818   整理番号：10A0071359

Cu-Ni-P合金における応力緩和挙動に及ぼす溶質原子クラスターの影響

Effect of Solute Clusters on Stress Relaxation Behavior in Cu-Ni-P Alloys

著者 (7件)： ARUGA Yasuhiro (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SAXEY David W. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  MARQUIS Emmanuelle A. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SHISHIDO Hisao (Kobe Steel, Ltd., Kobe, JPN) ,  SUMINO Yuya (Kobe Steel, Ltd., Shimonoseki, JPN) ,  CEREZO Alfred (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SMITH George D.W. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 40  号： 12  ページ： 2888-2900  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銅合金は電気ターミナルに利用されることが多い。この場合,バネ接点での接触圧力が長時間維持されることが重要で,これを阻害する因子は高温による応力緩和であり,実用的には自動車のエンジン回りで顕著になる。本研究では超微細組織のCu-PおよびCu-Ni-P合金の応力緩和特性を三次元アトムプローブ(3DAP)および透過電顕(TEM)を用いて研究した。低温焼なましが応力緩和に効果があり,特にCu-P合金で顕著であった。Cu-Ni-P合金において,Ni-Pクラスターの存在が認められた。応力緩和の改善に関して,転位密度と溶質原子クラスター密度の関係という観点から考察をおこなった。平均間隔が小さいクラスターが非常に大きな効果をもたらすが,転位密度は大きな効果がないことが解った。

シソーラス用語： *銅合金 ,  ニッケル含有合金 ,  リン含有合金 ,  冷間圧延 ,  *焼なまし ,  温度依存性 ,  *応力緩和 ,  原子プローブFIM ,  *金属クラスタ ,  金属間化合物 ,  ニッケル合金 ,  ばね用金属 ,  転位密度
準シソーラス用語： 三次元アトムプローブ

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： Cu ,  Ni ,  P合金 ,  応力緩和 ,  挙動 ,  溶質 ,  原子クラスター