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J-GLOBAL ID：201002252597681331   整理番号：10A0732732

テラヘルツ周波数に対する珪素系微小流体素子

Silicon based microfluidic cell for terahertz frequencies

著者 (5件)： BARAGWANATH A. J. (Dep. of Physics, Durham Univ., South Road, Durham DH1 3LE, GBR) ,  SWIFT G. P. (Dep. of Physics, Durham Univ., South Road, Durham DH1 3LE, GBR) ,  DAI D. (Dep. of Physics, Durham Univ., South Road, Durham DH1 3LE, GBR) ,  GALLANT A. J. (School of Engineering and Computing Sciences, Durham Univ., South Road, Durham DH1 3LE, GBR) ,  CHAMBERLAIN J. M. (Dep. of Physics, Durham Univ., South Road, Durham DH1 3LE, GBR)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 108  号： 1  ページ： 013102  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 透過テラヘルツタイムドメイン分光法用の珪素系微小流体素子の設計,作製,試験の詳細な解析を示した。一級アルコール/水混合液を含む広範囲の実験を通して素子の感度を試験した。Nelder-Mead探索アルゴリズムを用いてこれらの溶液の誘電性を取出し,他の方法で得られた文献値と良い一致を見た。光路長がサブ波長であっても,溶液中の一級アルコールに対して2μmol台の量を容易に識別できた。さらに,市販のウイスキーを分析して試料間で検出可能な明確な差の存在を示し,素子の感度を実証した。同じ商品ブランドの試料間では吸収に僅かな違いを認め,これはアルコール濃度の2.5%の差に起因した。また,装置を再整列して数日後に取ったデータの結果を示し,技術のロバスト性と用いたデータ抽出アルゴリズムを確認した。最後の実験ではテラヘルツ波を特異的に吸収することが判っているビオチンを溶液中で分析し,この素子を用いて水溶性生体試料を分析できることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電磁波 ,  *フルイディクス ,  *タイムドメイン分光法 ,  アルコール ,  ウイスキー ,  抽出 ,  アルゴリズム ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  補酵素 ,  ウレア化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  *テラヘルツ波 ,  *マイクロフルイディクス ,  ビタミンB群
準シソーラス用語： *微小流体素子 ,  一級アルコール ,  データ抽出

分類 (1件)： 流体式制御機器  (IC02030J)

物質索引 (1件)： ビオチン

タイトルに関連する用語 (3件)： テラヘルツ ,  珪素 ,  微小流体素子