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J-GLOBAL ID:201002252742044671   整理番号:10A0435067

黒鉛中にカプセル封じしたニッケル粒子の磁気パッキング

Magnetic packing of graphite encapsulated nickel nanoparticles
著者 (3件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 488-490  発行年: 2010年04月16日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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黒鉛中にカプセル封じした金属ナノ粒子(GEM)は,非常に特別なコア-シェル球体構造(直径5~100nm)を持っている。コアは金属ナノ粒子である。そして,シェルは数層から10層以上の層数の黒鉛シートで構成されている。外側のシェルが内側の金属ナノ粒子を保護するため,この材料は強酸や無酸素環境の高温で安定した状態を保つ。通常,このナノ粒子は圧縮するのは非常に難しい。Ni-GEMの強磁性金属のコアでは,圧縮がさらに難しいと予想される。しかしながら,この研究では,新しくて簡単な磁気パッキング法を開発した。この方法では,従来の緻密化法のいずれにも頼らずに,>90%の緻密度のNi-GEMバルク材が生産できる。作製したままのGEM粉を,最初に,酸浴槽を通して精製し,カプセル封じの悪いNi粒子を取り除く。次に,GEMをメタノールに分散し,そして,強い磁場にかける。メタノールが全量蒸発した後に,高密度のバルクGEM材の小片が多数得られる。予備的結果によれば,いくつかの重要な因子があり,これらがバルクのNi-GEMの最終的な充填密度に影響する:重要な因子とは,分散剤のタイプ,分散剤の蒸発速度及び磁場強度などである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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