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J-GLOBAL ID：201002252775578574   整理番号：10A0667536

オオムギのメストム鞘及び側部根冠細胞で発現する新しいグリシンベタイン/プロリントランスポーター遺伝子の特性化

Characterization of a novel glycinebetaine/proline transporter gene expressed in the mestome sheath and lateral root cap cells in barley

著者 (5件)： FUJIWARA Takashi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  MITSUYA Shiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  MIYAKE Hiroshi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  HATTORI Tasuku (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TAKABE Tetsuko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Planta  (Planta)
巻： 232  号： 1  ページ： 133-143  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0607A  ISSN： 0032-0935  CODEN： PLANAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オオムギのグリシンベタイン(BG)/プロリントランスポーターHvProT2をコードする新しい遺伝子をクローニングし,その産物の性質を解析した。Hordeum vulgareのESTライブラリーとBLASTサーバーにより1446bpの単一ORFを含む2209bp cDNAを単離した。Saccharomyces cerevisiaeで発現するとHvProT2はGBに最も親和性が高く,プロリンが中間で,γ-アミノ酪酸が最も低かった。GFPと融合したHvProT2のタマネギ上皮細胞での発現は細胞周辺で見られ,その蛍光は細胞壁ではなく形質膜に由来した。オオムギではHvProT2 mRNAは若い葉身及び根より古い葉身で高く,葉鞘での発現レベルは対応する葉身のものと同程度であった。HvProT2の塩耐性への関与を示唆した。

シソーラス用語： *オオムギ ,  *膜タンパク質 ,  耐塩性 ,  遺伝子発現 ,  葉身 ,  *遺伝子クローニング ,  親和性 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  系統樹 ,  組織特異性 ,  生体内分布 ,  タマネギ ,  細胞内分布 ,  根冠 ,  データ検索システム ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸塩 ,  第四アンモニウム ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *アミノ酸トランスポータ ,  結合親和性 ,  BLAST

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (2件)： グリシンベタイン ,  プロリン

タイトルに関連する用語 (9件)： オオムギ ,  メス ,  側部 ,  根冠 ,  細胞 ,  発現 ,  グリシンベタイン ,  遺伝子 ,  特性化