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J-GLOBAL ID:201002252775891965   整理番号:10A0468224

下水スラッジ分解に対する複合(アルカリ+超音波)前処理の影響

Combined (alkaline+ultrasonic) pretreatment effect on sewage sludge disintegration
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号: 10  ページ: 3093-3100  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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下水スラッジ分解に対するアルカリ(pH8~13)と超音波(3750~45,000kJ/kgTS)前処理のそれぞれの影響を別々に試験し,次にこれら2つの方法を異なる強度レベルで組合せた影響を,応答曲面法(RSM)を用いて調べた。複合前処理で,超音波処理をアルカリ前処理スラッジに適用した。可溶化(SCOD/TCOD)増加は個々の前処理では50%までに限られていたが,複合前処理では70%に達し,結果は高pHレベルでのスラッジの前処理が続く超音波前処理の分解効率の強化に重要な役割を果たしていることを明確に示した。回帰分析を適用して,分解度(DD)を,実際の値を基に二次元(2D)多項式,即ち,Y=-172.44+29.82X1+5.30×10-3X2-7.53×10-5X1X2-1.10X12-1.043×10-7X22に適合し,X1,X2とYは,それぞれpH,比エネルギー投入(kJ/kgTS)とDDであった。pHと比エネルギー投入に対するDDの傾向を表す2D等高線プロットで,DDはpH上昇と共に増加することが明確であったが,DDは比エネルギー投入が約20,000kJ/kgTSを超える場合に低下するようであった。この現象は,付加的エネルギー投入が更なる分解を達成するのに効果がなくなる特定の点が存在することを示していた。また,相乗的分解効果も複合前処理で見られ,超音波前処理の比エネルギー投入が低いほど高い相乗効果が得られた。最後に,連続運転での複合前処理を理解するために,低強度アルカリ(pH9)/超音波(7500kJ/kgTS)処理で前処理したスラッジを,70日間の調整運転後の3Lの嫌気性逐次回分反応器に供給した。CH4生成収量は,前処理により81.9±4.5mLCH4/gCODaddedから127.3±5.0mLCH4/gCODaddedに大きく増加し,そしてこの強化性能は前処理によるスラッジの可溶化と密接に関係していた。しかし,強化嫌気性消化は反応器中に20%高い可溶性窒素濃度を生じ,これは続く窒素除去システムの追加的負荷を生じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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スラッジ処理・処分 
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