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J-GLOBAL ID：201002252806898718   整理番号：10A0680188

チログロブリンダイマー内コリンエステラーゼ様ドメインのcisおよびtrans作用

Cis and Trans Actions of the Cholinesterase-like Domain within the Thyroglobulin Dimer

著者 (8件)： WANG Xiaofan (Univ. Michigan Medical Center, Michigan) ,  LEE Jaemin (Univ. Michigan Medical Center, Michigan) ,  DI JESO Bruno (Universita degli Studi di Lecce, Lecce, ITA) ,  TREGLIA A.Sonia (Universita degli Studi di Lecce, Lecce, ITA) ,  COMOLETTI Davide (Univ. California San Diego, California) ,  DUBI Noga (Univ. California San Diego, California) ,  TAYLOR Palmer (Univ. California San Diego, California) ,  ARVAN Peter (Univ. Michigan Medical Center, Michigan)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 23  ページ： 17564-17573  発行年： 2010年06月04日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 甲状腺ホルモン前駆体チログロブリン(Tg)は大分子分泌性糖蛋白質で,N端側には3つの領域が,C端側には甲状腺機能低下症で変異が認められているコリンエステラーゼ様(ChEL)ドメインがある。ラット及びヒトChELドメインのプロセシング時の機能と二量体形成を部位特異的変異体をHEK293細胞で発現して調べた。ChELドメインをアセチルコリンエステラーゼ(AChE)配列で置換したキメラ(Tg-AChE)はAChEと二量体を形成した。分泌不能変異体Tg(G2298R)も同じ細胞内で共発現させた野生型Tgと二量体を形成し,部分的に分泌能を回復できた。ChELドメイン変異によっても翻訳後折畳み形成,野生型Tgとの二量体形成,分泌は可能で,甲状腺機能低下症病因の複雑性を示唆した。

シソーラス用語： *チログロブリン ,  *甲状腺機能低下症 ,  *コリンエステラーゼ ,  アミノ酸配列 ,  前駆体 ,  タンパク質プロセシング ,  ラット ,  ヒト ,  部位特異的変異誘発 ,  二量化 ,  HEK293細胞 ,  細胞分泌

分類 (2件)： 甲状腺ホルモン  (EB08030S) ,  内分泌系の基礎医学  (GL01020Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： コリンエステラーゼ ,  ドメイン ,  CIS