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J-GLOBAL ID:201002252919522676   整理番号:10A0501847

米糠由来の新規なグルタミン酸デカルボキシラーゼの精製および生化学的特徴化

Purification and biochemical characterisation of a novel glutamate decarboxylase from rice bran
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 1027-1033  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非蛋白質アミノ酸のγ-アミノ酪酸(GABA)は血圧を低下させたり,炎症および不安などを和らげたりする脳内抑制性神経伝達物質である。この生理活性物質のGABAは機能性食品の機能素材としての応用に大きな潜在的可能性を有している。このGABAは主にグルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)によりL-グルタミン酸から不可逆的に生成される。GADはピリドキサル5’-リン酸依存酵素で種々の生細胞中に広く分布している。しかし,GABAの生成にはGADが自身を制御するカルモジュリン(CaM)と結合する必要があり,CaMと結合できるGADは植物由来のものだげである。一方,米糠は穀類加工の食品副産物で中国では年間,15.44×106トン生産されるが,大部分は家畜飼料となっている。筆者等はこれらの米糠をGADの供給源として使用できないどうかを検討した。ここでは,米糠由来の新規なGADの精製および生化学的特徴化について調べた。実験の結果,米糠から陰イオン交換樹脂および硫酸アンモニウムによりGADを精製した。精製GADの特徴は,1)GADは広範囲でのPHで活性を保持,および2)GADは相対的に熱に安定で,数種類のイオン類および試薬類の存在下でも酵素活性を保持などである。これらの特徴はGADがGABAの大規模生産が可能であることを示していた。
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製粉  ,  植物の生化学 
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