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J-GLOBAL ID:201002253026238640   整理番号:10A0460955

オゾン処理クラフトリグニンおよびそれらの低分子量断片によるアルミニウムとの錯体形成

Formation of a complex with aluminum by ozone-treated kraft lignins and their low molecular weight fragments
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 133-139  発行年: 2010年04月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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0.1MのAlCl3の添加時の溶液のpHの減少に基づき,低分子量化合物および鹸化したオゾン処理クラフトリグニンとアルミニウムとの錯体形成を評価した。0.1MのAlCl3の添加時のpH減少は,隣接のカルボキシル基(シュウ酸),カルボキシル/アルコール性ヒドロキシル基(グリコール酸),およびフェノール性ヒドロキシル基(プロトカテク酸)をもつ化合物を含む溶液について観察された。2つのカルボキシル基をもつマロン酸とフタル酸も有効であった。この結果は,これら化合物がアルミニウムとの錯体形成に効果的であることを示す。この知見は,アルミニウム毒性は,フタル酸を除き,アルミニウムとの錯体形成により減少するという事実と対応する。オゾン処理クラフトリグニンによるにおける上述の化学構造は,少なくも部分的に,アルミニウムとの錯体に寄与する。0.1MのAlCl3の添加時に,鹸化したオゾン処理クラフトリグニンとアルカリ処理クラフトリグニンを含む溶液のpHは,修飾クラフトリグニンなしのそれに比べてより多く減少し,それらはアルミニウムとの錯体形成において有効であることを示した。鹸化したオゾン処理クラフトリグニンの高分子量部分は,アルミニウムとの錯体形成,および毒性減少において有効であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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木材化学  ,  非遷移金属元素の錯体 
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