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J-GLOBAL ID：201002253044401574   整理番号：10A1000316

セルロース可溶性:溶媒系DMAc/LiClにおいて問題があるセルロースパルプの溶解と分析

Cellulose Solubility: Dissolution and Analysis of “Problematic” Cellulose Pulps in the Solvent System DMAc/LiCl

著者 (4件)： HENNIGES Ute (Univ. Natural Resources and Applied Life Sci. (BOKU), Vienna, AUT) ,  SCHIEHSER Sonja (Univ. Natural Resources and Applied Life Sci. (BOKU), Vienna, AUT) ,  ROSENAU Thomas (Univ. Natural Resources and Applied Life Sci. (BOKU), Vienna, AUT) ,  POTTHAST Antje (Univ. Natural Resources and Applied Life Sci. (BOKU), Vienna, AUT)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1033  ページ： 165-177  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶媒系N,N-ジメチルアセトアミド(DMAc)/塩化リチウム(LiCl)におけるセルロース溶解,パルプ溶解への影響因子およびセルロースに対する誘導体化の影響をまとめた。非誘導体化溶媒の中でDMAc/LiClは一般的な重要な溶媒である。DMAc/LiClはセルロースに損傷を起こさないので,GPCのために適切な溶媒として知られている。水で膨潤させ,続いてエタノールで膨潤させることで出発する溶媒交換の活性化処置のためには,セルロースをDMAc/LiClに溶解させることは最も将来性ある方法である。セルロースパルプや紙のDMAc/LiCl溶解の標準的な手法は機械的粉砕,活性化,溶媒交換および最終溶解の連続によって記述される。多くの一般的なパルプはDMAc/LiClに容易に溶解するが,リグニン高含量パルプの溶解は困難である。溶解を妨害する繊維の界面活性剤を溶解の前に抽出で除去することが行われる。

シソーラス用語： *セルロース ,  可溶性 ,  塩化リチウム ,  *溶解 ,  クラフトパルプ ,  誘導体化 ,  リグニン ,  脂肪酸 ,  カルボアミド ,  溶解性

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

物質索引 (1件)： N,N-ジメチルアセトアミド

タイトルに関連する用語 (7件)： セルロース ,  可溶性 ,  溶媒 ,  DMAC ,  セルロースパルプ ,  溶解 ,  分析