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J-GLOBAL ID：201002253102863958   整理番号：10A0724263

リチウムイオン電池のアノードとしての三次元多孔性NiOの作製とリチウムの貯蔵特性

Fabrication and lithium storage performance of three-dimensional porous NiO as anode for lithium-ion battery

著者 (4件)： WANG Chong (School of Chemical Engineering & Technol., Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN) ,  WANG Dianlong (School of Chemical Engineering & Technol., Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN) ,  WANG Qiuming (School of Chemical Engineering & Technol., Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN) ,  CHEN Huanjun (School of Chemical Engineering & Technol., Harbin Inst. of Technol., Harbin 150001, CHN)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 195  号： 21  ページ： 7432-7437  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の温度での熱処理により多孔性Niの上に三次元の多孔性NiOを作製する。多孔性のNiOの形態と構造をX線回折,走査電子顕微鏡と透過電子顕微鏡で特性評価する。三次元の多孔性NiOアノードの電気化学特性を対極と参照電極としてリチウムを使ったセルについて,定電流放電-充電サイクル,サイクリックボルタンメトリ,インピーダンス分光により調べる。その結果は多孔性NiOは0.2Cの電流率で0.05~3.0Vの電圧範囲でサイクルを繰り返した時,30サイクルまで目立つ容量低下はなく,520±20mAhg^-1の安定した容量となる。多孔性NiOはNiO箔と比較して,高い電流率容量と共に高い可逆容量,良好なサイクル特性を示す。観察したサイクリックボルタンメトリとインピーダンス分光を解析して,LiO₂の生成と分解を伴うNiO-Ni⁰のレドックス反応を説明する。多孔性NiOの優秀な電気化学特性はその大きな表面積に起因し,それがNiO反応界面の電流密度を低下し,さらにリチウムイオン電池に対する代替え可能なアノードをもたらすことになる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  *酸化ニッケル ,  *多孔質体 ,  リチウム ,  インターカレーション ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  劣化 ,  酸化還元反応 ,  ニッケル ,  熱処理 ,  熱酸化
準シソーラス用語： 容量低下

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： リチウムイオン電池 ,  アノード ,  多孔性 ,  作製 ,  リチウム ,  貯蔵