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J-GLOBAL ID:201002253127987910   整理番号:10A0875755

表面結合DNAの融解温度

Melting temperature of surface-tethered DNA
著者 (5件):
資料名:
巻: 406  号:ページ: 34-40  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金の蛍光消光特性を利用した,表面固定DNA二本鎖の融解温度(Tm)を正確に測定する方法を報告した。チオール化一本鎖DNAプローブを金表面に化学吸着して,次いで,フルオロホア標識相補性配列とハイブリダイゼーションした。二本鎖生成で,標識の蛍光は金表面の近くで効果的に消光した。温度の増加と二本鎖の変性につれて,フルオロホア標識は金表面から離れて,蛍光シグナルが再び観察された。温度の立ち上がりに従う蛍光の増加を測定して,一次導関数プロットを用いてTmを決定した。この方法を実証するために,嚢胞性線維症DF508変異体のTmを3相(溶液,金ナノ粒子に固定化した懸濁,金膜被覆基質の固定化)で測定した。さらに,塩とホルムアミド濃度変化におけるストリンジェンシー増加を利用した,表面固定化DF508変異体プローブと変異体/野生型標的間の差別化条件最適化に,この方法を利用した。この方法は,融解曲線分析に加えて,金基質を用いたバイオセンサの分析条件最適化に適用できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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