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J-GLOBAL ID:201002253181089979   整理番号:10A0379429

窒素イオン照射を用いたPMMAの表面硬度向上に及ぼす架橋構造導入の寄与

Contribution of Cross-linking Structure Introduction on Surface Hardness Improvement of PMMA by Nitrogen Ion Irradiation
著者 (3件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 299-305 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0808A  ISSN: 0385-4205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ポリメタクリル酸メチル(PMMA)に低エネルギーイオンを照射すると表面硬度が向上する。本研究は表面硬度向上に及ぼす架橋構造の導入を確認するためにX線光電子分光法による組成分析及びFT-IRによる化学構造分析を行った。イオン照射には窒素イオンを,比較として電子照射も用いた。PMMAの表面硬度の変化を調べるためにナノインデンテーション試験機を用いた。実験結果から,表面硬度はイオン照射により加速電圧に関わらず照射量と共に表面硬度値の上昇が認められた。電子照射においても上昇がみられたが,同一の照射量を比較した場合,イオン照射に比較して表面硬度値の増加は少ないことから,イオン照射により導入される架橋構造C-C,C-N-Cが重要であると考えた。
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分類 (2件):
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絶縁材料  ,  表面処理 
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