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J-GLOBAL ID：201002253190880786   整理番号：10A0171730

実態調査に基づくコンクリート関連産業のCO₂排出原単位に及ぼす地域特性・工場規模の影響

INFLUENCE OF REGIONAL AND SCALE CHARACTERISTICS OF PLANTS ON CARBON DIOXIDE EMISSION INTENSITY OF CONCRETE-RELATED INDUSTRY BASED ON FIELD SURVEY

著者 (6件)： 岩田彩子 (東京理大 大学院理工学研究科) ,  兼松学 (東京理大 理工) ,  野口貴文 (東大 大学院工学系研究科) ,  長井宏憲 (東大 大学院工学系研究科) ,  北垣亮馬 (東大 大学院工学系研究科) ,  藤本郷史 (広島大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 32  ページ： 43-48  発行年： 2010年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート関連産業が環境負荷原単位に及ぼす影響を研究した。コンクリート関連産業を,レディミクストコンクリート工場,砕石工場,砂利採取場,アスファルト合材工場,中間処理施設,最終処分場,セメント工場,とした。これらの地域特性と工場規模の観点から,各地域の実態調査に基づき,二酸化炭素排出原単位の算定を行った。結果,二酸化炭素排出原単位には工場規模と地域特性が影響していることが確認できた,生産量が大きい工場ほどエネルギー効率が向上する等により二酸化炭素排出原単位は小さくなる傾向を示した,規模が小さい工場ではそのばらつきが大きかった,首都圏に比べ小規模な工場が多い北海道の二酸化炭素排出原単位は大きくなった,等が明らかになった。

シソーラス用語： 産業 ,  排出量 ,  *二酸化炭素 ,  原単位 ,  規模
準シソーラス用語： *コンクリート関連産業 ,  影響分析 ,  工場規模 ,  地域特性 ,  *二酸化炭素排出量原単位

分類 (3件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  生産関連一般  (RA01091K) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (7件)：

• 1) 漆崎昇,水野稔,下田吉之,酒井寛二:産業連関表を利用した建築業の環境負荷推定,日本建築学会計画系論文集,第549号,pp.75-82,2001
• 2) 例えば,日本建築学会:建物のLCA指針~温暖化·資源消費·廃棄物対策のための評価ツール~, 2006.11
• 3) 井村秀文:建設のLCA,株式会社オーム社,2001.6
• 4) ⌈JEMAI-LCA Pro⌋,社団法人 産業環境管理協会
• 5) 中村洋太:コンクリートのインベントリ分析と最適化に関する研究,東京大学,2003,学位論文

タイトルに関連する用語 (6件)： 実態調査 ,  コンクリート ,  産業 ,  CO2排出原単位 ,  地域特性 ,  工場規模