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J-GLOBAL ID:201002253200820086   整理番号:10A0066147

光CTの波長分割多重伝送技術を用いたケーブル事故区間検出装置の開発

Development of Fault Detection System using Wavelength Division Multiplexing Transmission of Optical Fiber Current Sensor
著者 (6件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 49-54 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ケーブル事故区間検出装置(事故検)は,架空送電線と地中ケーブルが混在する送電線において,地中ケーブル区間の事故を検出し,再閉路による設備損壊の拡大やOFケーブルの火災を阻止するものである。著者らは,平成16年に光ファイバ電流センサ(CT)を用いた事故検(光事故検)を開発した。しかし,この光事故検を単心地中ケーブルに適用するには,巻線型CTを併用する必要があり,巻線型CTは雨風にさらされた環境下に設置されていることから,絶縁劣化等の不具合が頻発していた。そこで,単心地中ケーブルヘの光事故検適用時における巻線型CTの省略と,短絡事放検出機能の実現を目的とし,新しい光事故検の開発を行なった。短絡事故検出の実現には3相電流の計測が必要であるため各相に光CTを取り付けることになるが,各相の光CTごとに光伝送路を構築したのでは伝送路を占有してしまい効率的ではない。そこで,2芯の光伝送路で3相分の電流計測を可能とする構成を検討し,波長分割多重伝送を採用した。そして,電流計測は,電気所側では巻線型CT,架地接続点では光CTを用いることを標準とし,雨風にさらされる環境下への巻線型CTの省略を実現した。本システムの開発により,課題となっていた単心地中ケーブルヘの巻線型CTの省略および事故検の短絡事故検出の実現を一度に解決することができた。
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分類 (1件):
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電線・ケーブル 
引用文献 (9件):
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