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J-GLOBAL ID：201002253217247266   整理番号：10A0090296

女王バチ下顎フェロモンへの働きバチ反応の末梢性調節

Peripheral modulation of worker bee responses to queen mandibular pheromone

著者 (7件)： VERGOZ Vanina (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  MCQUILLAN H.James (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  GEDDES Lisa H. (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  PULLAR Kiri (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  NICHOLSON Brad J. (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  PAULIN Michael G. (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  MERCER Alison R. (Univ. Otago, Dunedin, NZL)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 49  ページ： 20930-20935  発行年： 2009年12月08日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 女王バチ下顎フェロモン(QMP)は若い働きバチ(Apis mellifera L.)を誘引する。今回,QMPへの反応は触角感覚ニューロンレベルで末梢性に調節を受け,QMPがこの重要なフェロモンへの若いハチの反応を変え得ることを示唆した。成熟期初期からのQMPへの若いハチ暴露はD1様ドーパミン受容体遺伝子Amdop1の触角における発現を減少した。Amdop3転写体レベルとオクトパミン受容体遺伝子Amoa1レベルは,このフェロモンへの誘引を示さないハチよりQMPに強く誘引したハチの触角で高かった。加齢に伴うQMP誘引の減少は,QMPにより選択的に活性化を受ける受容体D2様ドーパミン受容体AmDOP3の働きバチ触角における発現低下を伴った。QMPの作用は,末梢性に回避行動を抑制するのみならず,QMPへの誘引を促進し,女王への随伴を促進すると示唆した。

シソーラス用語： *フェロモン ,  触角 ,  知覚神経 ,  ドーパミン受容体 ,  D1受容体 ,  遺伝子 ,  転写【遺伝】 ,  アミノアルコール ,  D2受容体 ,  動物行動 ,  誘引作用 ,  セイヨウミツバチ ,  *嗅覚 ,  フェノール類 ,  ジオール ,  第一アミン ,  カテコールアミン
準シソーラス用語： AmDOP3 ,  Amdop1遺伝子 ,  Amdop3遺伝子 ,  Amoa1遺伝子

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB02020R) ,  その他の感覚  (EJ13040X)

物質索引 (2件)： オクトパミン ,  ドーパミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 女王バチ ,  下顎 ,  フェロモン ,  働きバチ ,  調節