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J-GLOBAL ID：201002253285770538   整理番号：10A0926370

癌細胞におけるMRN (Mre11-Rad50-Nbs1)複合体サブユニットとテロメラーゼ活性の異なる調節

Differential regulation of MRN (Mre11-Rad50-Nbs1) complex subunits and telomerase activity in cancer cells

著者 (4件)： KAVITHA C.v. (Dep. of Biochemistry, Indian Inst. of Sci., Bangalore 560012, IND) ,  CHOUDHARY Bibha (Dep. of Biochemistry, Indian Inst. of Sci., Bangalore 560012, IND) ,  RAGHAVAN Sathees C. (Dep. of Biochemistry, Indian Inst. of Sci., Bangalore 560012, IND) ,  MUNIYAPPA K. (Dep. of Biochemistry, Indian Inst. of Sci., Bangalore 560012, IND)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 399  号： 4  ページ： 575-580  発行年： 2010年09月03日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 何種類かの証拠は,癌の進行は,テロメラーゼのアップレギュレーションまたは再活性化と関係することを示すが,基になる機構は,活発な研究領域のままである。二本鎖切断の修復に必要な,Mre11,Rad50とNbs1よりなる,ヘテロ三量体MRN複合体は,テロメア長の維持に重要な役割をする。この研究では,各種の癌細胞および体細胞の間のMRN複合体サブユニットの発現量に有意な違いを示した。特に,MRN複合体サブユニットのどれかのsiRNAが仲介する枯渇は,複合体の他のサブユニットの完全な除去を生じた。白血病および前立腺癌細胞のエトポシド処理は,MRN複合体サブユニットの発現を増加し,これに伴いテロメラーゼ活性レベルは,乳癌細胞と比べ低下した。これら研究は,癌細胞のサブセットを放射線かつ/または化学療法に感作する,MRN複合体サブユニットに標的化する抗癌剤開発の可能性を示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： DNA結合タンパク質 ,  タンパク質 ,  核構成タンパク質 ,  *タンパク質複合体 ,  サブユニット ,  *テロメラーゼ ,  *腫瘍細胞 ,  二本鎖DNA切断 ,  薬物療法 ,  放射線療法 ,  脂環式化合物 ,  ラクトン ,  フェノール類 ,  配糖体 ,  オレフィン化合物 ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： Mre11 ,  Rad50 ,  NBS1 ,  MRN複合体 ,  化学療法

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： エトポシド

タイトルに関連する用語 (5件)： 癌細胞 ,  複合体 ,  サブユニット ,  テロメラーゼ活性 ,  調節