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J-GLOBAL ID：201002253315760338   整理番号：10A0703730

膜貫通ドメインの包括的比較はオルガネラ特異的特性を明らかにする

A Comprehensive Comparison of Transmembrane Domains Reveals Organelle-Specific Properties

著者 (3件)： SHARPE Hayley J. (MRC Lab. of Molecular Biology, Hills Road, Cambridge CB2 0QH, GBR) ,  STEVENS Tim J. (Dep. of Biochemistry, Univ. of Cambridge, Cambridge CB2 1GA, GBR) ,  MUNRO Sean (MRC Lab. of Molecular Biology, Hills Road, Cambridge CB2 0QH, GBR)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 142  号： 1  ページ： 158-169  発行年： 2010年07月09日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真核細胞のさまざまな膜は成分が異なるが,これにより物理的特性に差が生じるか否かは現在のところ明らかではない。内在性膜蛋白質の膜貫通ドメイン(TMD)の配列は,存在する二分子膜の物理的特性を反映すると考えられる。著者らは,真菌と脊椎動物の両方の大規模なデータセットを用いて,異なるオルガネラ由来の蛋白質のTMDを包括的に比較した。TMDは一般的ではないが,分泌経路の早期と後期でTMD長を二分するオルガネラ特異的特性を持つことを見出した。さらに,ER後オルガネラ由来のTMDは,残基サイズに関連し,オルガネラ間で異なる二分子膜を貫通するアミノ酸成分に著しい非対称性を示す。特定のオルガネラのTMD間におけるオルガネラ特異的特徴の広範な存在は,TMD予測,部位による蛋白質活性の調節,および分泌経路における蛋白質と脂質の選別のために意味を有する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *膜貫通タンパク質 ,  アミノ酸残基 ,  性質 ,  脂質二分子膜 ,  数値解析 ,  細胞内分布 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  ヒト ,  Golgi体 ,  アミノ酸組成 ,  アミノ酸 ,  細胞膜 ,  膜タンパク質 ,  データベース ,  疎水性アミノ酸 ,  SNAREタンパク質 ,  タンパク質データベース ,  *細胞小器官 ,  *膜貫通領域 ,  微生物 ,  酵母 ,  子嚢菌類酵母 ,  細胞内膜系
準シソーラス用語： *オルガネラ ,  *膜貫通ドメイン ,  左右非対称性 ,  Homo sapiens

分類 (3件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 膜貫通ドメイン ,  オルガネラ