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J-GLOBAL ID：201002253366277593   整理番号：10A0661904

カドミウム,環境での曝露と健康上の結果

Cadmium, Environmental Exposure, and Health Outcomes

著者 (4件)： SATARUG Soisungwan (Univ. North Dakota School of Medicine and Health Sci., North Dakota, USA) ,  GARRETT Scott H. (Univ. North Dakota School of Medicine and Health Sci., North Dakota, USA) ,  SENS Mary Ann (Univ. North Dakota School of Medicine and Health Sci., North Dakota, USA) ,  SENS Donald A. (Univ. North Dakota School of Medicine and Health Sci., North Dakota, USA)
資料名： Environmental Health Perspectives  (Environmental Health Perspectives)
巻： 118  号： 2  ページ： 182-190  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： E0108C  ISSN： 0091-6765  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2004-09年の文献から,食品中のカドミウムの生物利用性,非職業的曝露の影響などの関連事項を総説した。一般集団の体内にもカドミウムの蓄積があり,特にじん臓,眼に多く,骨にも悪影響を及ぼしている。喫煙者と非喫煙者の差は,以前に考えられていたほど大きくなく,3倍以内のようである。カドミウムの悪影響は,曝露モデルによる予測より大きい。カドミウムは,じん臓や骨に悪影響を現わすほどの濃度でなくても,慢性的曝露の結果,血管,心臓,歯周組織,乳腺など,他の組織や臓器の疾患の原因となるという証拠が出てきている。カドミウムと糖尿病,高血圧,諸部位のガンとの関係にも触れる。じん臓の異常のみを基準とした安全摂食レベルの規定やリスク管理しきい値モデルでの吸収率5%という想定は,見直しの必要があろう。

シソーラス用語： 重金属汚染 ,  *食品汚染 ,  *カドミウム ,  *健康被害 ,  生体内蓄積 ,  閾値 ,  リスク管理 ,  曝露 ,  文献展望
準シソーラス用語： 環境曝露

分類 (3件)： 人間に対する影響  (EE05050C) ,  カドミウムとその化合物  (SB05022I) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (3件)： カドミウム ,  環境 ,  曝露