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J-GLOBAL ID：201002253426910932   整理番号：10A1018221

Dickeya dadantiiでの必須の病原因子であるペクチン酸リアーゼの合成の定量的モデリングに向けて

Toward a Quantitative Modeling of the Synthesis of the Pectate Lyases, Essential Virulence Factors in Dickeya dadantii

著者 (4件)： KEPSEU Wilfred D. (Univ. Nice-Sophia Antipolis, Valbonne, FRA) ,  SEPULCHRE Jacques-Alexandre (Univ. Nice-Sophia Antipolis, Valbonne, FRA) ,  REVERCHON Sylvie (Univ. Lyon 1, Villeurbanne, FRA) ,  NASSER William (Univ. Lyon 1, Villeurbanne, FRA)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 37  ページ： 28565-28576  発行年： 2010年09月10日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物病原菌であるDickeya dadantiiでの必須病原因子であるペクチン酸リアーゼ(Pel)によるペクチンの代謝的分解,およびpel遺伝子のレプレッサの一つであるKdgRを不活性化するペクチンの異化代謝産物である2-ケト-3-デオキシグルコン酸(KDG)によるpel遺伝子の制御の同時モデル化を行った。モデルには,この系がPelがペクチンをオリゴマに分解する細胞外培地,およびオリゴマがKDGに変換される細胞質,という2区画の構成であるという事実を組み込んだ。モデル検証を細菌増殖,Pel産生,pelのmRNA蓄積およびペクチン消費の実測で実施した。Pel-KdgR会合モデルの制御ネットワークも提示した。ペクチンはPel産生の最大化前にほとんど消費されていた。この矛盾する挙動は,少量のペクチンが検出時に,より大量のペクチンと遭遇するだろうと予想する進化戦略で解釈できた。同一モデル内に代謝過程と遺伝的調節を組み合わせて,システムバイオロジー探索ーを行なった。

シソーラス用語： *腸内細菌科 ,  病原性 ,  *ヒドロリアーゼ ,  植物病原菌 ,  *ペクチン ,  代謝産物 ,  レプレッサー ,  代謝経路 ,  酵素的分解 ,  数学モデル ,  転写【遺伝】 ,  少糖類
準シソーラス用語： *Dickeya dadantii ,  *ペクチン酸リアーゼ

分類 (2件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  細菌による植物病害  (FC04053P)

物質索引 (1件)： 2-ケト-3-デオキシグルコン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： Dickeya ,  病原因子 ,  ペクチン酸リアーゼ ,  定量 ,  モデリング