抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルミニウム製のシャトルタンクや潜水艇について紹介し,その耐食性を概説した。海底の難破船から重油を回収し,タンク内に貯蔵して海面まで運ぶ目的で,大容量(300m
3)のアルミニウム製シャトルタンクが開発されている。これまでに5基が建造され,実際に重油を安全に回収することに成功した。1964年に開発されたアルミニウム製潜水艇(ALUMINAUT)は17000フィートの深海で活動し,米軍機から落下した水素爆弾の捜索等に従事した。潜水艇DEEP QUESTでは,多種材料の使用によるガルバニック腐食を塗装や亜鉛犠牲陽極などにより低減している。ALCOA社が開発した小型潜水艇(JSL)では,海水に対する耐食性に注意深く配慮してアルミニウム合金の設計選択を行っている。