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J-GLOBAL ID:201002253456690589   整理番号:10A0700348

担持された水酸化ルテニウム触媒によるアルコールの空気酸化の反応機構に関する理論と実験による研究

Theoretical and Experimental Studies on Reaction Mechanism for Aerobic Alcohol Oxidation by Supported Ruthenium Hydroxide Catalysts
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号: 24  ページ: 10873-10880  発行年: 2010年06月24日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ru(OH)x/担体触媒によるアルコールの空気酸化に対して実験にもとづいて提案された機構について,量子化学的計算によって理論的に研究した。実験結果にもとづいて,非常に簡単なモデル触媒”Ru(OH)3(OH2)3”をRu(OH)x/担体触媒に対して提案した。Ru(OH)3(OH2)3モデル触媒を使用して,実験的に提案されたアルコラートの生成とβ-ハイドライドの脱離段階が検証できた。アルコラートの生成段階は,Ru(OH)x/担体上のLewis酸とBronsted塩基によるアルコールの”協奏的活性化”によって促進されることを見出した。さらに,アルコールまたはOH2の配位による6員環Ru-H種の生成がハイドライド種とO2との反応によるRu-OOH種の生成において重要な役割を果たすことを見出した。これらの配位子からの電子の供与によって,Ru-OOH種の生成の活性化エネルギーが低下する。Ru-OOH種が生成すると,ヒドロペルオキシド種とアルコールまたは水との間の配位子交換によってアルコラートまたはヒドロキシド種が再生され,H2O2が生成する。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化,還元  ,  その他の触媒 

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