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J-GLOBAL ID：201002253468792417   整理番号：10A0211671

酵母における機能相補によるバラのフェニルアセトアルデヒド合成酵素の同定

Identification of rose phenylacetaldehyde synthase by functional complementation in yeast

著者 (7件)： FARHI Moran (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR) ,  LAVIE Orly (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR) ,  MASCI Tania (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR) ,  HENDEL-RAHMANIM Keren (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR) ,  WEISS David (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR) ,  ABELIOVICH Hagai (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR) ,  VAINSTEIN Alexander (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot, ISR)
資料名： Plant Molecular Biology  (Plant Molecular Biology)
巻： 72  号： 3  ページ： 235-245  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： W0811A  ISSN： 0167-4412  CODEN： PMBIDB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バラの花の香りの生合成に関与するバラ品種(Fragrance Cloud)のL-芳香族アミノ酸脱炭酸酵素の配列(RhPAAS)を機能的に特徴付けた。揮発性ヘッドスペース分析で,野生型酵母の約2.3 ng/10⁷細胞のフェニルアセトアルデヒド(PAA)が24時間後に著しく減少し,フェニルエチルアルコール(PEA)が速やかに約30ng/10⁷細胞に増加した。aro10Δノックアウト株はPAAおよびPEA生産が著しく低下したが,RhPAAS遺伝子導入によりそれらの生産が数倍高まった。バラにおけるRhPAASの空間・時間的転写産物の集積は,花器官特異的で,成熟花でピークとなり,花の香りの生産と一致して,午後遅い時間にピーク濃度に達し暗で減少した。RhPAAS発現制御における日周時計の関与を示唆した。

シソーラス用語： 酵母 ,  *バラ ,  匂い ,  *合成酵素 ,  アミノ酸 ,  カルボキシリアーゼ ,  ヘッドスペース ,  突然変異体 ,  遺伝子導入 ,  日周期 ,  *芳香成分 ,  遺伝子発現 ,  アルデヒド ,  芳香族化合物 ,  アルコール
準シソーラス用語： *フェニルアセトアルデヒド合成酵素 ,  香り ,  脱炭酸酵素 ,  変異株 ,  芳香族アミノ酸

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  酵素生理  (EH02020J)

物質索引 (2件)： フェニルアセトアルデヒド ,  フェニルエチルアルコール

タイトルに関連する用語 (5件)： 酵母 ,  バラ ,  フェニルアセトアルデヒド ,  合成酵素 ,  同定