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J-GLOBAL ID:201002253520672166   整理番号:10A0499640

塩基誘起還元により得られたヘテロレプチックサマリウム(II)錯体

Heteroleptic Samarium(II) Complexes by Base-Induced Reduction
著者 (1件):
資料名:
巻: 49  号: 18  ページ: 3116-3118  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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二価のサマリウムがSmCl2として発見されたのは今から約一世紀前のことである。それ以来,結晶中におけるSm(II)は二価のストロンチウム,すなわち電子配置が[Xe]6s05d04fnで表せる擬アルカリ土類イオンとして振る舞うと考えられている。最近,N.W.Mitzelらの研究グループはLewis塩基1,3,5-トリシクロヘキシル-1,3,5-トリアザシクロヘキサン(TCyTAC)が強力な還元剤として働き,トルエン中で[Sm(AlMe4)3]を[(TCyTAC)2Sm(AlMe4)2](1a)に還元することを見いだした(Angew.Chem.Int.Ed.2010,DOI: 10.1002/anie200906952)。さらに驚くべきことにベンゼン中では二量体化合物[(TCyTAC)2Sm2(AlMe4)4](2a)も生成した。本ハイライトは三価ランタニドイオンの塩基誘起還元によるヘテロレプチックランタニド(II)錯体(1a)の生成とその性質をN.W.Mitzelらの研究を中心に簡単に紹介した。
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分類 (2件):
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  第3族元素の錯体 
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