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J-GLOBAL ID:201002253558021509   整理番号:10A0897910

煙道ガスの脱硫で使用される懸濁吸着剤のpH値へ影響を与えるパラメータの技術的な記述

Technical Description of Parameters Influencing the pH Value of Suspension Absorbent Used in Flue Gas Desulfurization Systems
著者 (1件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 1009-1016  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: H0011B  ISSN: 1096-2247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エネルギー生産設備における煙道ガス脱硫技術としてポーランドで主流となっている石灰石を利用した湿式洗煙脱硫について検討した。煙道ガス脱硫では収着剤のpH値が性能に大きな影響を与えており,本論文では収着剤の懸濁液のpH値に与える各種パラメータの影響を検討した。検討項目は収着剤粒子の平均直径(石灰石の粉砕の程度),石灰石の品質(純粋な炭酸カルシウムの含有量),吸収された二酸化硫黄に関連する懸濁液中の非溶解炭酸カルシウムの化学量論的過剰,吸収剤タンク中の懸濁液の滞留時間,懸濁液中の塩素イオン濃度である。実験に使用した装置は懸濁液混合タンク,反応器,他で構成されている。懸濁液混合タンクでは,蒸留水にザウター平均粒径を持つ粉砕された石灰石を混合し,pHと温度を調整した後,懸濁液が反応器へ送られる。また空気に窒素,二酸化硫黄,二酸化炭素を混合したガスを所定の温度まで加熱し,煙道ガスとして反応器へ送る。この実験装置を使用して,懸濁液のpH値に与える前記パラメータの最適化を図った。その結果,収着剤懸濁液のpH値は吸収装置における収着剤懸濁液の滞留時間と収着剤粒子の粉砕の程度と強い相関を持つと結論された。なお,論文には最適条件を与えるパラメータの値が記載されている。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
排ガス処理法  ,  有害ガス処理法  ,  吸着剤 

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