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J-GLOBAL ID：201002253575288365   整理番号：10A1335244

ガス動的加熱への桿菌属胞子の耐性

Bacillus endospore resistance to gas dynamic heating

著者 (7件)： GATES S.D. (Stanford Univ., CA, USA) ,  MCCARTT A. Daniel (Stanford Univ., CA, USA) ,  LAPPAS P. (Stanford Univ., CA, USA) ,  JEFFRIES J.B. (Stanford Univ., CA, USA) ,  HANSON R.K. (Stanford Univ., CA, USA) ,  HOKAMA L.A. (SRI International, CA, USA) ,  MORTELMANS K.E. (SRI International, CA, USA)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 109  号： 5  ページ： 1591-1598  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,桿菌属胞子を用いてショック波誘導損傷の過程を調べた。Bacillus atrophaeus胞子を既報のアエロゾルショック管においてアエロゾルに噴霧し,制御強度下でショック波処理した。また,ショック処理試料をex situ解析のために採集した。この過程をin situレーザ吸収及び散乱診断によりモニターした。試料を固体培養による生存,フローサイトメトリーを介した計測及び電子顕微鏡法による形態観察により解析した。この新規実験法により,胞子回収及びin situ/ex situ診断に関する詳細データを初めて示した。さらに,450~1000Kにおけるショック後加熱温度(T₅)の影響を研究した。その結果,この胞子は500K以上の試験温度に加熱した時,形態損傷の前にコロニー形成能を消失するが,形態の顕著な損傷は750K以上の試験温度で起きることを認めた。これらの結果から,胞子の形態的損傷の開始前に,基本的生化学的経路または生体分子の崩壊が起きることを示唆した。

シソーラス用語： *桿菌属 ,  *胞子 ,  *衝撃波 ,  エアロゾル ,  耐熱性 ,  菌数計測 ,  フローサイトメトリー ,  細胞培養 ,  細胞増殖 ,  電子顕微鏡観察 ,  形態 ,  温度依存性 ,  熱処理
準シソーラス用語： *Bacillus atrophaeus

分類 (1件)： 微生物に対する影響  (EE04020O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 桿菌属 ,  胞子 ,  耐性