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J-GLOBAL ID:201002253587464665   整理番号:10A0237235

新規Hrf2/ARE活性化成分プルムバギンは脳虚血に対し保護作用を示す

Plumbagin, a novel Nrf2/ARE activator, protects against cerebral ischemia
著者 (14件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 1316-1326  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,植物の持つ侵襲因子抵抗成分に着目し,その細胞保護活性成分を検索した。SH-SY5Y細胞,ラット大脳皮質初代培養ニューロン及びARE(アンチオキシダントレスポンスエレメント)ヒト胎盤アルカリホスファターゼレポーター遺伝子導入マウスを用いて,殺虫性を持つ植物を多数スクリーニングした結果,イソマツ科プルムバゴ属の植物色素成分プルムバギン(PBG)に,核因子Nrf2/AREに対する強い活性化作用があることを見出した。PBGはスルフォラファンとメナジオンに共通する骨格を有する。PBGはSH-SY5Y細胞において,転写因子Nrf2核分布と転写活性を増加させ,ヘムオキシゲナーゼ1のようなNrf/ARE依存性遺伝子の発現を誘導した。細胞に各種のストレスを負荷すると,これらに対して有意の保護効果を示した。Nrf2のsiRNAによるノックダウン細胞ではこの保護効果は消失した。PBGは,マウスの脳虚血モデルでも脳損傷を抑制,改善した。これらから著者等は,植物成分には,適応性のストレス反応経路に作用する神経保護成分が存在することが分かったと結論した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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