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J-GLOBAL ID:201002253591188788   整理番号:10A1010465

低酸素と血清飢餓で刺激された間葉系幹細胞におけるインターロイキン-1β,腫瘍壊死因子-αとインターロイキン-10の発現および分泌 それらのパラクリンの含意

Expression and secretion of interleukin-1β, tumour necrosis factor-α and interleukin-10 by hypoxia- and serum-deprivation-stimulated mesenchymal stem cells: Implications for their paracrine roles
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巻: 277  号: 18  ページ: 3688-3698  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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間葉系幹細胞(MSC)により放出されるインターロイキン-1β(IL-1β),腫瘍壊死因子-α(TNF-α)とインターロイキン-10(IL-10)の虚血状態での心臓リモデリングに対するパラクリン作用を評価するため,低酸素と血清飢餓条件(低酸素/SD)におけるMSCの馴化培地(MSC-CM)を採取した。この培地で心臓線維芽細胞を処理してMSCのパラクリン作用を観察し,低酸素/SDにより刺激されたMSCによるIL-1β,TNF-αとIL-10の発現と分泌を調査した。MSC-CMは心臓線維芽細胞の増殖とコラーゲン合成を阻害し,その主要な活性成分として<30kDa分子を示唆した。MSCは低酸素/SD条件下でIL-1βとTNF-αを分泌しなかったが,MSCの分泌するIL-10は心臓線維芽細胞増殖およびコラーゲン発現を妨害した。IL-10はMSCにより分泌され,抗線維化作用を示す重要なパラクリンであることを示唆する。MSCの消炎作用およびパラクリン作用に関する細胞/分子的機序の理解に有用な情報を提供する。
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  循環系の基礎医学 
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