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J-GLOBAL ID：201002253614249593   整理番号：10A1148393

軟骨細胞特異性クロマチンDNA鋳型の転写活性化に対しSOX9の二量体化ドメインが必要とされる

The dimerization domain of SOX9 is required for transcription activation of a chondrocyte-specific chromatin DNA template

著者 (6件)： COUSTRY Francoise (Univ. Texas, TX, USA) ,  OH Chun-Do (Univ. Texas, TX, USA) ,  HATTORI Takako (Univ. Texas, TX, USA) ,  MAITY Sankar N. (Univ. Texas, TX, USA) ,  DE CROMBRUGGHE Benoit (Univ. Texas, TX, USA) ,  YASUDA Hideyo (Univ. Texas, TX, USA)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 38  号： 18  ページ： 6018-6028  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： どのようにしてSOX9が転写を活性化するかを理解するため,野生型SOX9および二量体化ドメインSOX9突然変異体のDNA結合および無細胞転写能力を特性化した。単量体突然変異体SOX9-DNA複合体の形成はSOX9濃度増加とともに増加したが野生型SOX9-DNA二量体複合体の形成はよりゆっくり増加し,S字型の進行を示唆した。しかし,SOX9-DNA複合体の安定性は,二量体突然変異による影響を受けなかった。野生型および突然変異体SOX9両者は,Col2a1DNA鋳型の転写を活性化した。しかし,ヌクレオソーム集合後,野生型のみがクロマチンを再構築し,この鋳型の転写を活性化することができた。Col2a1ベクターが安定に統合されている細胞系を用いて,クロマチン免疫沈降を用いたCol2a1ベクターのクロマチンと野生型および突然変異体SOX9の相互作用において相違は見られなかった。

シソーラス用語： 軟骨細胞 ,  *クロマチン ,  DNA【核酸】 ,  *鋳型【遺伝】 ,  活性化 ,  *転写【遺伝】 ,  *DNA結合タンパク質 ,  HMGタンパク質 ,  転写因子 ,  *二量化 ,  構造 ,  野生型 ,  突然変異体 ,  結合 ,  無細胞系 ,  単量体 ,  二量体 ,  安定性 ,  複合体 ,  突然変異 ,  ヌクレオソーム ,  ベクター ,  培養細胞 ,  免疫沈降反応 ,  相互作用 ,  DNA結合 ,  *転写活性化 ,  *SOX9転写因子 ,  クロマチン免疫沈降反応 ,  ドメイン構造 ,  細胞株 ,  バイオアッセイ ,  イムノアッセイ
準シソーラス用語： *Sox9 ,  クロマチン免疫沈降 ,  ドメイン ,  細胞系 ,  *二量体化

分類 (7件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  遺伝的変異  (EC01030Y) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 軟骨 ,  細胞特異性 ,  クロマチン ,  DNA鋳型 ,  転写活性化 ,  Sox9 ,  二量体化 ,  ドメイン