文献

J-GLOBAL ID：201002253746455028   整理番号：10A0372391

循環型社会の形成に向けて

著者 (1件)： 戸井朗人 (経済省)
資料名： 環境管理(産業環境管理協会)  (月刊環境管理)
巻： 46  号： 4  ページ： 317-321  発行年： 2010年04月10日 
JST資料番号： S0268A  ISSN： 1340-2552  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 循環型社会の形成に向けた3Rへの取り組みは,資源制約と環境制約をふまえたものであり,資源制約への対応,温暖化ガス排出量の削減及び廃棄物処理のための埋立地の不足への対応をその主な目的としている。本稿では,鉄,アルミニウム,銅等の循環利用される素材を対象として,一定の社会モデルをもとに,資源制約と環境制約への対応の観点から,3R推進の効果を分析・評価してみた。その結果,従来から言われてきた対応策についてその位置づけを含めて重要性と効果を再確認できた。また,循環型社会の実現のためには,回収率の向上,再生材の出口の確保,社会における物質使用量の削減と使用期間長期化をあわせて進めていくことが必要であることが明確になった。(著者抄録)

シソーラス用語： 社会 ,  温暖化 ,  温室効果ガス ,  鉄 ,  アルミニウム ,  銅 ,  *リサイクル ,  *再利用 ,  資源回収 ,  排出量 ,  Γ分布 ,  埋立地 ,  回収率 ,  モデル ,  資源 ,  *寿命延長 ,  *二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： *在庫削減 ,  社会モデル ,  *循環型社会 ,  消費量

分類 (8件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (WA01082V) ,  鉱山,鉱物資源及びエネルギー資源一般  (UA01070A) ,  確率論  (AB09000O) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  自動車製造  (QG08000M) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (3件)：

• 戸井朗人, 佐藤純一: 廃棄までの期間の分布を考慮したリサイクルシステムの解析的モデルの導出とその適用, エネルギー・資源, 18(1997): 271
• 戸井朗人, 片桐広貴, 中村達生, 佐藤純一: 産業連関表を用いた製鉄プロセスの環境負荷分析, 鉄と鋼, 83(1997): 677
• 戸井朗人, 佐藤純一, 片桐広貴: 素材リサイクルシステムの解析的モデルの導出と分析, エネルギー・資源, 18(1997): 92

タイトルに関連する用語 (1件)： 循環型社会