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J-GLOBAL ID：201002253756928021   整理番号：10A1529608

場所打ち杭の杭頭半剛接合工法「スマートパイルヘッド」の構造性能

Semi-Rigid Pile Head Connection “Smart Pile Head” for Cast-in-Place Concrete Pile

著者 (5件)： 米澤健次 (大林組) ,  杉本訓祥 (大林組) ,  勝俣英雄 (大林組) ,  西村勝尚 (大林組) ,  福本義之 (大林組)
資料名： 大林組技術研究所報(CD-ROM)  (Report of Obayashi Corporation Technical Research Institute (CD-ROM))
号： 74  ページ： 22-1(6P)  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： G0068C  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 場所打ちコンクリート杭における杭頭半剛接接合工法「スマートパイルヘッド工法」を開発した。杭主筋を基礎に定着させず,杭径よりも小さな鋼管コンクリートで基礎と頭部を連結し,杭頭を回転させることで,地震発生時に建物の場所打ち杭及び基礎に生じる負荷を低減する工法である。本工法による杭頭接合部の力学性能の把握及び設計法の確立を目的に,軸力,主筋量,フープ筋強度等を変数とした8体の試験体を用いて不静定加力実験を行なった。その結果,本杭頭接合部は大きな回転変形が生じても杭頭部は殆ど損傷がなく,優れた変形性能を有すること,及び,回転剛性を低減させるとともに所定のせん断力及び軸力が伝達できることを確認した。さらに,この実験結果を基に本杭頭接合部の曲げモーメント~回転角関係の評価法を導いた。(著者抄録)

シソーラス用語： *場所打ち杭 ,  杭頭 ,  半剛節点 ,  *接合部 ,  剛性 ,  軸力 ,  応力伝達 ,  曲げモーメント ,  回転角 ,  主筋 ,  鉄筋量 ,  鉄筋 ,  補強筋 ,  剪断荷重 ,  応力歪特性 ,  曲線 ,  破壊モード ,  配筋 ,  ばね ,  モデリング ,  歪分布 ,  歪測定 ,  亀裂伝搬 ,  解析モデル
準シソーラス用語： ファイバモデル ,  荷重-変形曲線 ,  回転剛性 ,  場所打ちコンクリート杭 ,  帯筋

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (2件)：

• 今井和正, 是永健好, 瀧口克己,: めり込みと抜け出しを考慮したRC部材端部の回転変形解析法, 日本建築学会構造系論文集, 第589号, pp. 149-156 2005.3
• Niyogi, S. K.: Journal of the Structural Division, ASCE, Vol.99, No. ST7, pp. 1471-1490, 1973.7

タイトルに関連する用語 (5件)： 場所打ち杭 ,  杭頭 ,  半剛接合 ,  工法 ,  構造性能