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J-GLOBAL ID:201002253798929087   整理番号:10A0522560

多価マクロイオンを含む液滴におけるRayleigh不安定性の証明

Manifestation of Rayleigh Instability in Droplets Containing Multiply Charged Macroions
著者 (1件):
資料名:
巻: 114  号: 16  ページ: 5263-5268  発行年: 2010年04月29日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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荷電液滴の自発分裂に対する体積対電荷比を決定するためしばしば使用される単純理論モデルはRayleighモデルである。分子シミュレーションによって荷電マクロイオンを含む液体の液滴不安定性のRayleigh限界と徴候を調べた。Rayleighモデルは荷電液滴の全エネルギーが表面エネルギーと静電エネルギー項の和であることを仮定した微視的モデルである。Rayleigh限界を超えて,球状液滴が不安定になり,明確な特徴をもった構造を形成する。荷電マクロイオンの性質に無関係に,高い秩序化した極性溶媒分子のスピン集合体が液滴表面に形成される。スピン状液滴の表面電荷密度は極めて不均一であり,静電と表面項の和として液滴エネルギーの巨視的記述が最早妥当である。マクロイオンが電荷飽和ポリヒスチジン鎖であるとき,液滴構造における変化が鎖の拡大を随伴することを示した。通常の視点と異なり,多価マクロイオンを含む液滴に存在する単一イオンが同時に逃げ出すのではなく,イオンのRayleigh限界と性質から変位の程度に依存してナノ秒の時間規模で安定な錯体を形成することを見いだした。エレクトロスプレイ質量分析実験における荷電液滴の崩壊機構における不安定性効果を考察した。
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  質量スペクトル(分子) 
タイトルに関連する用語 (5件):
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