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J-GLOBAL ID：201002253975522286   整理番号：10A1119702

アグスタ式 AW139型の概要

著者 (1件)： 内野高峰 (海上保安庁)
資料名： 航空技術  (Aviation Engineering)
号： 668  ページ： 14-23  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0175A  ISSN： 0023-284X  CODEN： KKGJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アグスタ式 AW139型の降着装置は3輪式で油圧による引っ込みができる。前脚,主脚それぞれにオレオ式の緩衝装置をもつ。セントラルメンテナンスシステムは,運航中に発生したシステムの不具合や整備事項を保管し必要の際に情報が得られる機能を持つ。機体構造は全金属製,モノコック構造で,種としてアルミニウム合金で構成される。フェアリング,カバー類にはカーボンファイバやチタニウム合金を,重量軽減にはハニカムパネルも多用されている。メインロータは複合材でエラストメトリックベアリング全関節型5枚ブレードを使用する。メインロータドライブについては,両エンジンからの出力はスプラグクラッチをもつインプットモジュールに入り角度を変換して主歯車箱に入力され,遊星歯車で最終的にNF21000RPMからNR296RPM二減速しマストに動力を伝達する。テールロータは4枚のハニカムコアにグラスファイバのクロスプライでラップした構造である。

シソーラス用語： *降着装置 ,  *回転翼 ,  *テールロータ ,  *ヘリコプタ ,  構造 ,  緩衝器 ,  ガラス繊維 ,  ハニカム構造
準シソーラス用語： グラスファイバ ,  モノコック構造

分類 (1件)： 飛しょう体の設計・構造  (QK04010H)

タイトルに関連する用語 (1件)： 概要