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J-GLOBAL ID:201002254078278735   整理番号:10A0945433

ミオカルジン活性の抑制因子であるKLF15による心筋の遺伝子発現調節

Regulation of Cardiac Gene Expression by KLF15, a Repressor of Myocardin Activity
著者 (13件):
資料名:
巻: 285  号: 35  ページ: 27449-27456  発行年: 2010年08月27日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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病的な左心室肥大を起こすのに関係する遺伝子を検討した。左心室肥大モデルマウスで,心肥大を阻止する転写抑制因子KLF15の発現が常に低下しており,そのことにより心不全へ進行した。KLF15の減少にはTGFβによるp38MAPKの活性化が必要であり,それだけで十分だった。KLF15は転写活性因子ミオカルジンを抑制するので,KLF15の発現低下でミオカルジンが活性化し血清応答因子の標的となる心房性ナトリウム利尿因子などの遺伝子の発現が増加した。したがって,p38MAPKがKLF15を減少させることでミオカルジンの転写抑制が解除されて病的な左心室肥大になることがわかった。
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  遺伝子発現 

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