文献

J-GLOBAL ID：201002254127829661   整理番号：10A0680161

脂肪細胞脱共役蛋白質(UCP)2および3発現制御因子としてのUCP3遺伝子内新規イントロン性ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γエンハンサー

A Novel Intronic Peroxisome Proliferator-activated Receptor γ Enhancer in the Uncoupling Protein (UCP) 3 Gene as a Regulator of Both UCP2 and -3 Expression in Adipocytes

著者 (6件)： BUGGE Anne (Univ. Southern Denmark, Odense, DNK) ,  SIERSBAEK Majken (Univ. Southern Denmark, Odense, DNK) ,  MADSEN Maria S. (Univ. Southern Denmark, Odense, DNK) ,  GOENDOER Anita (Karolinska Inst., Stockholm, SWE) ,  ROUGIER Carole (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  MANDRUP Susanne (Univ. Southern Denmark, Odense, DNK)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 23  ページ： 17310-17317  発行年： 2010年06月04日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脱共役蛋白質(UCP)はミトコンドリア内膜内在性チャンンネルで,UCP2は広範囲で,UCP3は筋肉および脂肪組織で発現され,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)により発現が活性化される。3T3-L1脂肪細胞全ゲノムに亘る解析によりPPARγはUcp3遺伝子近傍の3部位およびUcp2遺伝子のイントロン1内の1部位と結合した。Ucp2およびUcp3遺伝子座内で最も顕著なPPARγ結合部位はUcp3遺伝子イントロン1に在り,この部位は別のプロモータのPPARγトランス活性化を促進する唯一の部位で,Ucp2プロモータとイントロン1とが特異的に相互作用する様なループを形成することが示された。

シソーラス用語： *PPARγ ,  *エンハンサー領域 ,  *イントロン ,  *脱共役タンパク質 ,  *膜タンパク質 ,  プロモーター領域 ,  結合部位 ,  脂肪細胞 ,  培養細胞 ,  転写【遺伝】 ,  レチノイドX受容体
準シソーラス用語： 3T3-L1細胞 ,  *UCP2 ,  *UCP3 ,  トランス活性化

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 脂肪細胞 ,  脱共役蛋白質 ,  発現 ,  制御因子 ,  UCP3 ,  イントロン ,  ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ